MF 外伝 1

※それはダークネスが現れる10年前のお話※
第1話
ある日、20になった「ロン」はひょんな事から旅にでる事になる。

〜ラールス村〜

??「お〜い、ロン!」
ロン「何でしょうか、村長。」
村長「お前も、もう二十歳だ。もう村の外いい年頃だ。」
ロン「はぁ〜(「旅に出ろ」って言う事か?)」
村長「一度、旅にでも出てみたらどうじゃ?」
ロン「(やはりそう来たか!)しかし村長、僕には妻「レール」と4歳になる息子がいるのですよ!?」
村長「(反論するか、なら本当の事を言おうじゃないか)じゃ、命令じゃ旅に出てある街にいるある男に届け物をしてほしいのじゃ」
ロン「あ〜なら行きます(さっさと行って帰ってこようっと)
村長「へっ… 決めるの速っ!!」
ロン「では、さっさと荷物と届け先を教えて下さい」
村長「お…おう(「さっさと」ってちょいキレ気味…;)」
村長「場所は隣の隣の街「マークガンド」だ。届け物はこの「七色の星の石」だ。「アルク」という者に渡してほしい。一応地図も渡しておく。」
ロン「ラジャー(地図は絶対必要だろ〜が)」
ロン「では、明日の朝には出発します。それでは」
村長「お…おう、頼んじゃぞ!」
ロン「へ〜い(めんどいなぁ〜)」


〜ロンの家〜

ロン「只今、戻りました〜」
レール「おかえりー! で。どこ行ってたの?」
ロン「(出た。毎回恒例の「で。〜〜」)ちょっと村長の家に…」
レール「なんで〜〜〜?」(顔は笑っているが眼は笑っていない)
ロン「あ〜 俺、明日から旅…というか物を届けるためにちょいと出かけるから… あっ、これ村長命令だから」

説明しようこの村では村長命令は絶対やらなくてはいけないのだ〜(特別な場合を除く)

レール「へ〜〜… って、えぇぇぇぇぇぇ…」(フュ〜 バタン! 失神…)
ロン「あっ… おいっ!! 大丈夫か!?」

〜10分後〜

レール「うわ〜ビックリした〜」
ロン「(こっちの方がビックリしたわ)んで、大丈夫か?」
レール「えっ… うん大丈夫。それより… さっきの話。本当?」
ロン「うん。」
レール「じゃさっさとしたくをしなきゃ」
ロン「あ…うん(あっさり受け止めたよ!?)」
レール「どうせ、すぐ帰って来れるのでしょ?」
ロン「えっ、もちろんさっさと届けて帰って来るよ!」
レール「じゃ今夜のご飯は豪華にしましょう! 明日の体力をつけなきゃね」
ロン「おう!」

しかし、晩ご飯。レールが「砂糖」と「塩」を間違え体力など全くつけられなかった。マズすぎて食えるもんじゃなかった… (うえっ…)

〜次の日〜

ロン「では、行って来ます!」
レール「行ってらっしゃい。ほら「ソラ」も」
ソラ(息子)「いってらっちゃい」
ロン「行って来ます」
村長「ロン、荷物と武器だ」<ロンは「届け物」と「地図」と「装備用、古の爪」を手に入れた>
ロン「村長、この爪は…」
村長「御守りとして持っていきなさい」
ロン「はい!(でも、明らかに武器だよね;)」
ロン「では、みんな行って来ます!!」

こうして「ロン」はこれから起こる大変な旅に出て行ったのであった…

ロン「う゛… 腹痛い…」

…to be continued


キャラクター紹介
○ロン…ある日、突然たびに行かされる。20歳
○村長…ラールス村の村長。73歳
○レール…ロンの妻。結構、天然。21歳
○ソラ…ロンとレールの息子。4歳